Gov Hack 生駒 開催レポート 1日目

Code for IKOMAのナカガキです。

2017年10月27日・28日 2日間で「Gov Hack生駒」を開催しました。
Gov Hack 生駒はLINE@を活用して、自治体と市民のコミュニケーションをもっと活発に!というテーマのハッカソン。
しかもGov Hack福岡・神戸に続く、3箇所目の開催が生駒です。
「福岡・神戸はわかるけど・・・生駒??」と思われた方!
生駒市は奈良県北西部に位置する市で人口12万人ほどの大阪のベッドタウン的な街です。
人口では先の2市には敵いませんが、生駒市には熱い志を持った市民と市職員がいるんです!

といっても、知名度の低い生駒市。果たして人は集まるのか?アイデアは出るのか?
少し不安も抱えながらの開催です。

1日目はインプットトーク&アイデアソン。

今年3月にオープンした「生駒市テレワーク&インキュベーションセンター・イコマド」での開催です。
何やら長い名前ですが、企業のテレワークの拠点やコワーキングとして利用できる施設です。


定員は30名。
おおっ!満席です。

さすが、LINEの知名度(CODE for IKOMAも敗けずとがんばりますよ!)。スマホユーザーの9割が使用しているだけあります。
年齢層も様々。特に学生さんが多かったですね。
アラフォーな私も若いエキスを・・・いやいやパワーをもらって頑張りますよ。


まずはCODE for IKOMA代表 佐藤さんから本日のスケジュールなどについて説明。
そして生駒市職員さん、3名によるインプットトークです。


一人目はいこまの魅力創造課の大垣さんです。
生駒市は県外就業率全国2位。専業主婦率が高い反面、市民活動が活発なことが生駒市のいいところ。その市民力を活かして、SNSや動画、イベントなどでプロモーションを行っているそう。生駒市のファンをもっと増やすアイデアに期待されていました。


二人目は⽣涯学習課 の井川さん。
地域の方やPTAの方々に地域の中での巡回指導をされています。ただ、どういった場所が危険なのか地域の中で共有がされにくいとのこと。⼦どもの安全・⾮⾏防⽌に関する情報を 提供・共有しあえるような仕組みづくりができないか?というお話でした。


三人目は情報政策課 の森さん。今回は担当課のお話ではなく、ご都合がつかなかった「市民課」の代読としての登壇です!
窓口業務の内容や生駒市オリジナル婚姻届「おもいをかわす婚姻届」のお話などをしていただきました。マイナンバーカードの普及や窓口の混雑緩和、休日窓口の案内など、改善したいポイントがたくさんあるとのこと。


そして、LINE株式会社のテクニカルエバンジェリストの立花翔さんより、LINE@ について事例や技術面でのお話です。私もあまり知らなかったのですが、どうやら、LINEでトークすると自動的に返信してくれる仕組みを作ることができるそうです。「明日の天気は?」と聞くと「晴れ」と返してくれたり。
「ビーコン」という装置を設置することで、幼稚園バスの送迎の際、バスの位置を教えてくれるサービスなどもあるそう。

内容の濃いインプットトークが終わったところで、「ブレインライティングシート」への記入です。

テーマは「窓口」「子ども」「プロモーション」。馴染みのない学生さんは苦戦?!

そしてストーミングを行い、アイデアを1枚の紙にまとめる「アイデアスケッチ」です。

最終的に6つのアイデアに絞られました。

そして仲間集め!

チームによっては早くも作戦会議。「明日までに○○してきますよ!」なんて声もあったそう。
私は明日に備えて帰宅後、早めの就寝・・・(あ、LINEbotってなんやったっけ・・・くらいは見返しましたよ!!)

2日目に続く・・・